沖縄冒険学校’13 8日目 最終日

がじゅまる自然学校

2013年08月25日 09:34

7泊8日の沖縄冒険学校もついに最終日を迎えました。

朝、満点の星空の下で野宿をした子供達は、夜中に
蚊の猛襲をうけながらも朝まで寝きったようです。

 

その後、キャンプ場での最後の朝食。
ふんだんな野菜とフルーツでこれまでで一番豪華な
朝食とみんなに言わせたメニューが並びます。
その中でもマンゴーは目を輝かせて食べていました!

 

今日も参加メンバーから誕生日の人がいました。
12歳の誕生日を迎えた「すず」、今年は何をしたい?と
いう質問に「これから考えたていきたい」と照れた顔で
答えてくれました。

 

その後、みんなで過ごしたテントサイトでの振り返り、
海遊びや滝つぼ、屋台村、日の出ハイクなどたくさんの
ことにチャレンジしてきました。
それぞれの"沖縄冒険学校"をみんなでお話し、
いよいよキャンプ場とのお別れです。



一行は那覇空港に到着、別れを惜しみながら各々の家路
へと旅立っていきました。

19時過ぎに、全員が無事に帰路につくことができました。




沖縄冒険学校2013 やんばる編

沖冒初のジュニアーリーダー(高校生スタッフ)を迎えて過
ごした7泊8日。本人達は、昨年までは参加者であったとは
思えないほど、しっかりスタッフとして自立をしていました。

笑いの中心にいつも居るかと思えば、何か困っている子が
いれば、さっと寄り添って面倒を見てあげていました。
視点が変わると、「人」はこんなにも変われるものかと期間中、
大人のスタッフ間ではずっと感心していました。

キャンプも後半になると、そんなジュニアリーダーの背中を
子ども達も見ているのか、子どもどおしで声を掛け合い、
一緒に何かを成し遂げる姿がちらほらと出てきました。

そのことを感じた一つのシーンが日の出ハイキングでした。
歩けなくなった子の荷物を持ってあげ、
座り込んでしまった子に寄り添って声をかけ、
「もうだめだ~」と弱音を吐く子の背中を押してあげる。
子どもそうしでそうした助け合いが自然に生まれる瞬間でした。

子どもの顔が、大人の顔になる瞬間。
自分自身では気づいていないかもしれないけど、貴重な経験を
していったのだと感じています。

「俺もジュニアリーダーになりたい!」と一人の子が言うと、「私も
私も!」と声が拡がっていきました。

来年は何人のジュニアリーダーが生まれるのか、今から楽しみ!




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